手袋をさがすように、私は“自分の基準(ライフキーワード)”を見つけてきた

こんにちは。
なりたい未来なび@東京オンラインの
重本ちなみです🌿
寒さが深まる季節になると、私はいつも “ある言葉” を思い出します。
それは、私のマイ・ライフキーワードのひとつ「手袋をさがす」。
昨日、銀座を歩いていたときに、
前を歩く人が両手をポケットに入れて歩いていて、
その姿にふっと心が反応しました。
「あ、またこの季節が来たんだな」
そんなふうに、胸の奥に思いがよみがえりました。
■ お気に入りの手袋を持っていますか?
みなさんには、“これだ” と思えるお気に入りの手袋がありますか?
私はここ数年でようやく、自分にしっくりくる手袋に出会いました。
夏は日よけとして、冬は防寒として。
同じ種類をずっと愛用していて、今冬は新しい色を迎えています♪
私の手袋の条件は、はっきりしています。
- シルク混
- 薄手
- ストレッチ素材
- 指先があいているタイプ
これらはすべて、私自身の「快適さ」「心地よさ」「使い勝手」とつながっています。
手袋の選び方には、その人の価値観がとてもよく表れる。
これはライフキーワード心理学でもよくお話ししていることです。
■ 「手袋をさがす」とは?──向田邦子『夜中の薔薇』より
私が「手袋をさがす」という言葉を大切にしている理由。
それは、作家・向田邦子さんのエッセイ『手袋をさがす』にあります。
このエッセイは、彼女の最後のエッセイ集『夜中の薔薇』に収められています。
私の愛読書のひとつです。
22歳の向田邦子さんは、なかなか「これ」と思える手袋が見つからず、
ひと冬を手袋なしで過ごします。
ある日、上司からこんな言葉を投げかけられます。
「君のやっていることは、ひょっとしたら手袋だけの問題ではないかもしれないね」
「男ならいい。だが女はいけない。そんなことでは女の幸せを取り逃がすよ」
その言葉にハッとし、自分は何を求めているのか、
何を選びたいのかと向き合いながら家まで歩いて帰る向田さん。
そして、ある瞬間にこう決めます。
「結局のところ私は、このままゆこう。」
この言葉は、私の心にも深くリンクしています。
■ 私が「このままゆこう」と決めた日
私にも、向田さんのように
「このままゆこう」と静かに決めた日があります。
もちろん、いつも正しい選択ばかりではありません。
妥協して“ほどほどのもの”を選んだ日もありました。
その違和感は、胸の奥でずっとざわざわしていました。
でも今振り返ると、その違和感さえも、
私を本来の道に戻してくれた“サイン”だったのだと感じています。
自分にとっての “ほんとうの手袋” を、
これからも探し続けていきたい。そう思っています。
■ あなたは今、どんな「手袋」をさがしていますか?
ここで、あなたへの小さな問いかけを。
あなたは今、何をさがしていますか?
どんな “あなたらしさの基準” を選びたいと思っていますか?
言葉にしてみると、
見えなかったものがふっと光を帯びることがあります。
今の自分の心の声を、
そっと拾ってみてくださいね。
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私は「ライフキーワード心理学」を使って、
心と言葉を整え、
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なりたい未来なび@東京オンライン
重本ちなみ
